リーバイス501XXビンテージって何がいいの?

出ました。501XXビンテージ、はいリーバイスですね。ジーンズ詳しくない人でもリーバイスの501は知っているでしょう。じっさい自分が買うかどうかは別にして。リーバイスの501は、すでに一区画整備されちゃったブランドのカテゴリです。ユニクロがジーンズ1本¥2,000で売り出している昨今にですよ?その他デザイナーズ・ブランドが歯ぎしりしながらデザインした新品のジーンズよりもですよ、リーバイスの501XXビンテージが欲しいって言うんですから、その価格、物によってはン百万円です。「ビンテージって、中古でしょう。誰かが穿き古したやつでしょう。なんで?」。
というわけで、リーバイス501XXビンテージってどこがいいの?について、その意義を私なりに語ってみたいと思います。
ン百万円は行き過ぎかと・・・ +1 !


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どのように穿き古されたのか
あの『なんでも鑑定団』でやっている壷や掛け軸と同じですよ。古いものこそ価値がある世界です。が、壷や掛け軸ほど簡単じゃないんです。リーバイスの501XXビンテージの価値を決めるのは、「どのように穿き古されたのか」、という、ほとんど偶然の所作に依っています。これに経年をかけ算したものが、リーバイス501XXビンテージの価値を決めるという。しかも、明確な基準はないという。だからたとえば都会のジーンズ専門
誰かが穿き古したジーンズが、時を超え、国を超え、あなたと出会う。
これを一言で言うと、どういうことか。「リーバイス501XXビンテージは出会いです」誰かが穿き古したジーンズが、時を超え、国を超えて、あなたと出会う、あなたのもとにやってくる、そういう偶然の出会いなんです。望んでも探しても望むような形でのビンテージ品には出会えないのです。ご縁がなければ。いくらお金を積んでもリーバイス501XXビンテージはやって来ないのです。あなたの所に行きたいと思わなければ。リーバ
ジーンズ好きも原点回帰する
壷や掛け軸とは違い、リーバイス501XXビンテージのおもしろさは、「よい」という明確な基準がないところだと書きました。それは価格だけの話ではないのです。一応の、一定基準はあっても、けっきょくそれは誰かの価値基準ですよね。「自分はそう思わない。リーバイス501XXビンテージのこういう所が美しいと思う」、という個人的な意見、こだわりで輝くのもビンテージ品のおもしろさなんです。なぜならジーンズを穿く人の